忘れてはならないこと

また今年も、東日本大災害の311がやってきます。

この時期、決まって思い出すことがあります。

災害から1年後に、アロママッサージで南三陸の志津川にお邪魔したときのこと。

私の前に座ってくれた女性の両脇に、ひどいケロイドのやけど痕がありました。

私が尋ねる前に、マッサージを受けながら、彼女の方から事情を話してくれました。


身体が冷え切った低体温症の状態で水の中から救助され、ろくな設備が無い中、

救急隊員がペットボトルにお湯を入れたものを、両脇に挟んでくれたそうです。

彼女自身は、その時は意識が無かったので、後でわかったいきさつです。

脇には太い血管があるので、そこを温めると全身をめぐる血液が温められて、結果的に全身が温まる。

幸い、彼女はその処置のおかげで、一命を取り留めました

ところが、意識が無い状態だったので、ペットボトルはずっと脇に挟んだまま。

その結果、その部分が低温やけどになり、今でもひどい傷痕が残っているんですって。

でも、彼女は、笑顔でそのお話をしてくれました。

先日書いた、福島から大阪に来られた若いお母さんもそうですが、

被害にあった当事者の方々には、様々な形で災害の影響が今も消えずに残っています。

そのことは、決して忘れてはいけないのだと感じています

写真は、その時の記念にいただいた、現地の方々が自力で復興をするため手作りしている、

革のキーホルダーです。

「志津川」と「SHIZU革」をかけているそうです。

セラピー&ヒーリング トリニティ 大阪 ~リコネクション*リコネクティブヒーリング*ヒプノセラピー*クリスタルボウル~
http://the-trinity.net/

志津川

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