翻訳の難しさ

私の愛読書の中に、別々の方が翻訳してくださった本があります。

 

 つまり、英語で書かれた1冊の本が、別々の方による翻訳で、 日本語では2冊あるということです。

どちらが良いというわけではありませんが、微妙に訳し方が違います。

 

 例えば、冒頭のページに2行だけ書かれた文があります。  謝辞のような感じのものです。

「尊敬と感謝をもって クート・フーミ大師に献ぐ」

 「尊敬と感謝の念をこめて クートフーミ大師に献ぐ」

 

 読む側には、それぞれ印象が微妙に違いますよね。

ちなみに、クートフーミ大師は、クスミ大師とも呼ばれているようです。

 

セラピー&ヒーリング トリニティ ~リコネクション*ヒプノセラピー*クリスタルボウル*クリスタルヒーリング~

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コメント

  1. ロズ子 c-jp より:

    こんばんは!

    翻訳で、原語のニュアンスを正確に伝えるのは、きっと至難の業だろうと常々思っていました(しみじみ)。
    文化圏が違うし、同じ意味を表現する語が訳す語のほうに存在するとも限りませんものね…。

    「~をもって」というのと、「~の念をこめて」では、かなり印象が違いますが、直訳っぽいのは「~の念をこめて」のほうなのでしょうか?????(←英語弱すぎる私。)

    もっとも、表現の難しさは翻訳に限らず、私などは自分の気持ちや考えを正確に表現するのにも大変苦労しています。
    で、結局、正確には表現しきれないんですよね…(←ジレンマ。)

    言葉の限界を感じるときです!!!(でもやっぱり伝える手段としては、言葉は便利です。)

    ところで、「愛読書」って、なんという本ですか?????
    差し支えなければ、教えていただけると喜びます!!(←『トランス・ヒマラヤ密教入門』かと思ったけれど、この文章は発見できなかった私。)

  2. Keiichiro Maino c-jp より:

    ロズ子さま

    言葉で考えや意思を伝えることは、なかなか容易ではないですね。

    まして内容が非常に難解で、しかも翻訳となると、翻訳者の考えも入ってきたりしますので、

    読む側の考えや能力にもよりますね。

    この本は、アリスベイリー女史の「イニシエーション」です。

  3. ロズ子 c-jp より:

    本当、『イニシエーション』の冒頭だったのですね!(赤面。まだ読んでいなかった私。)

    私のには、「尊敬と感謝の念をこめて  クートフーミ大師に献ぐ」と書いてあります。

    この本、私にとっては本当に難解な感じで、お経を読むように1日1ページとか、そういうふうにしないと読めないかも、です(←

    しみじみおバカ。)。

    そもそも「献ぐ」が読めません(大爆発)。

    でも、今ちょうど開いた「弟子であるということ」は読みやすいかも(←本当でしょうか、自分。とりあえず読んでみます。)。

    これが愛読書というMainoさんはすごいです(しみじみしみじみ)。

  4. Keiichiro Maino c-jp より:

    もちろん私にとっても、非常に難解です(笑)。

    でも、貴重な情報が簡単に広まらないようにあえて難しく書いているんだとも思えるのですが、どうなんでしょうね。

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